2021/02/09
ゼノブレイドの感想
ゼノブレイド、当時プレイしたときは本当に寝る間も惜しんでゲームにハマってた。
大人になってこんだけハマったゲームはゼノブレイドだけだと思う。今回はそんなゼノブレイドの感想や評価を。
おじさん3人で始まるRPG
君と響きあうRPG、などなどおしゃれな感じのRPGは数あるけど、ゲーム起動直後におっさん3人が機械と戦うシーンから始まるRPGっていうのはあんまりない。海外産のゲームとかならむしろそういうのが多いけど、ゼノブレイドは子供向けのWiiのRPG。ものすごい異質。
冒頭のおっさん3人のシーンはほどなく終わり、その後ようやっと主人公らしいキャラが出てきてヒロインらしいキャラ、それから幼馴染みらしい男キャラが出てきて、ほっと一安心。よかった、おっさん3人で進んでくゲームじゃねーんだ、と。
んじゃプロローグでなんだかんだあって、数時間後にはヒロインと思ってたキャラは帰らぬ人となり、結局ゲームは主人公と幼馴染みの男2人で出発することに。
いや、おっさん3人がおっさん2人になっただけじゃん…。まじかよ。
これがゼノブレイド。
オープンワールド!
その後おっさん2人を操作して洞窟を抜ける。しぶしぶ、である。まさかおっさん2人でジメジメしてる洞窟で、ジメジメしてるクモと戦うことになるなんて。デモンズソウルやってんじゃねーんだぞ。ともう少しでゲーム辞めちゃう寸前のモチベ。
洞窟を抜けたその先、圧巻が待っている。
どこまでも続く広い平原、カッコいい音楽、のびのびと歩き回るモンスター。そしてほどなく仲間になる女性キャラ。オープンワールド。
夜には夜の光景があり、昼には昼の光景がある。緊張と緩和、っていう言葉をよく聞くけどゼノブレイドほど、緊張(おっさん2人で出発)と緩和(爽快なマップと女性キャラ)を実現できてるゲームを知らない。
一気にハマる。ただマップを駆け回ってるだけで面白いのに、ストーリーの演出もかっこよくて、手に汗握る展開がずっと続く。
どこをどう切り取っても面白い。あの緊張と緩和から完全に心つかまれてしまっている。
それがゼノブレイド。
どんどん緩和される
その後どんどん緩和されて行って、RPGによくある可愛らしいマスコット的キャラも仲間になるし、ノリも最初の重苦しい感じからずいぶんライトなノリに変わってくる。
相変わらずストーリーは重いけれど、ゼノブレイドの世界にずっと浸ってたくなる。
緊張と緩和のコントロール、それがゼノブレイドのすごさだと思う。